研究課題/領域番号 |
15K03868
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 専修大学 |
研究代表者 |
永野 由紀子 専修大学, 人間科学部, 教授 (30237549)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 農村社会学 / インドネシア / バリ島 / 家族 / 末子相続 / 村落 / 親族 / 東北地方 / 農村 / 庄内地方 / 漁村 / 世界遺産 / 東日本大震災 / 人類学 / ツーリズム / 地域社会 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本とインドネシア・バリ島村落の家族と社会組織の比較である。研究の結果、東北アジアと東南アジア村落の家族と社会組織は多くの共通点があることが示された。この2つの地域を連続的にとらえる研究の視点および東北アジアと東南アジアを含む広義の「東アジア」エリア概念の重要性が明らかにされた。一方、このエリアの農地の相続は、東北アジアに多い男子分割相続であれ、東南アジアに多い男女分割相続であれ、分割相続が大半である。家産や家業や家名をあととりが一括して継承する一子単独相続のイエを構成単位とするムラという日本の村落社会の編成は、「東アジア」では稀であることが明らかになった。
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