研究課題/領域番号 |
15K03874
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
佐藤 成基 法政大学, 社会学部, 教授 (90292466)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 排外主義 / 右翼ポピュリズム / ペギーダ / AfD / ナショナリズム / 国民国家 / 移民 / 難民 / グローバル化 / ドイツ / シティズンシップ / 反イスラム主義 / 認知的アプローチ / 権利 |
研究成果の概要 |
この研究は「ペギーダ」やAfDのディスコースを検討しながら,近年ヨーロッパで台頭している排外主義や右翼ポピュリスト政党に関する新たな視座を提供した。特に右翼ポピュリズムについてはこれまで,「左と右」という対立軸で語られることが多かった。しかしAfDは「ナショナル対グローバル」という対立軸を用いて,「世界に開かれた」(「グローバル」な)連邦政府や主要政党を攻撃し,自国民優先の主張を打ち出し,正当化した。「左と右」の対立軸と交差する関係にあるこの対立軸により,AfDは幅広い政治的スペクトルムからの支持を獲得し,旧来の極右の狭いニッチを超えた広い支持層を確立することにある程度成功した。
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