研究課題/領域番号 |
15K03877
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
佐藤 恵 法政大学, キャリアデザイン学部, 教授 (90365057)
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研究分担者 |
水津 嘉克 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (40313283)
伊藤 智樹 富山大学, 人文学部, 准教授 (80312924)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 支援 / ナラティヴ・アプローチ / 犯罪被害者 / 神経難病・高次脳機能障害 / 自死遺児 |
研究成果の概要 |
犯罪被害者、神経難病・高次脳機能障害、自死遺児それぞれの事例において、当事者の苦しみとその支援について、ナラティヴ・アプローチの立場に立った質的研究を進めた。支援者を当事者の物語の聴き手として把握することによって、「混沌の物語」への配慮と共感を基盤に据えることができ、また、変化をもたらす「スーパースター」は不適切・不要であることを認識できる。 本研究は、苦しみを容易には語れない当事者の状況に焦点を合わせ、語れるように<なっていく>プロセスや語りが<頓挫>するプロセスに注目する。従来の「支援の社会学」では研究の蓄積のあまりない領域をテーマ化した点に、本研究の社会学的な重要性が存在する。
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