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ポスト多文化主義時代におけるマイノリティと移民の包摂に関する国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 15K03880
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関立教大学

研究代表者

岩間 暁子  立教大学, 社会学部, 教授 (30298088)

研究分担者 劉 孝鐘  和光大学, 現代人間学部, 教授 (80230605)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードマイノリティ / ナショナル・マイノリティ / エスニック・マイノリティ / 少数民族 / 移民 / 社会学 / 国際比較 / 多文化主語 / 多文化主義
研究成果の概要

東アジア、アメリカ、ヨーロッパの国際比較をおこなった結果、(1)各国における「マイノリティ」概念の定義、「マイノリティ」とみなされる集団、「マイノリティ」政策のありよう(国際人権法や国連などで定められているマイノリティの権利の法制化がどの程度なされているのかを含めて)およびそれぞれの変遷には、各国における民族構成や民族関係のありようが反映されていること、(2)移民という「新しいマイノリティ」に対する社会的包摂策の方向性は、ナショナル・マイノリティ(「旧来のマイノリティ」)の社会的包摂策のありようと密接に関わっていることなどが明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、国際人権法や国連などにおける「マイノリティ」概念(ナショナル、エスニック、宗教的、言語的な面で多数派とは異なる特徴を持つ数の少ない集団)を用い、マイノリティの権利保障の観点から日本の多文化共生政策を展開するうえでの課題を明らかにしたという社会的意義を有する。学術的意義としては、日韓では概念自体ほとんど知られていないが国際的には高い重要性を与えられてきたナショナル・マイノリティに着目し、民族構成や民族関係のありようの違いが移民受け入れをめぐる両国の違いを生み出していること、ヨーロッパやアメリカが中心だったマイノリティの国際比較研究に対して東アジアの知見を提示したことなどが挙げられる。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2020 2015 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 備考 (3件) 学会・シンポジウム開催 (1件)

  • [雑誌論文] 家族の多様化と貧困・社会的排除2020

    • 著者名/発表者名
      岩間暁子
    • 雑誌名

      田間泰子編『リスク社会の家族変動』(放送大学教育振興会)

      巻: -

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [備考]

    • URL

      https://www2.rikkyo.ac.jp/web/a-iwamasite/en/index.html

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [備考] Akiko Iwama's WEBSITE

    • URL

      http://www2.rikkyo.ac.jp/web/a-iwamasite/en/index.html

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [備考] Akiko Iwama's WEBSITE

    • URL

      http://www2.rikkyo.ac.jp/web/a-iwamasite/en/index.html

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書 2015 実施状況報告書
  • [学会・シンポジウム開催] チェコ共和国におけるマイノリティ概念と政策の変遷2015

    • 発表場所
      立教大学(東京都・豊島区)
    • 年月日
      2015-10-01
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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