研究課題/領域番号 |
15K03916
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
京 俊輔 島根大学, 学術研究院人間科学系, 准教授 (60441127)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 司法福祉 / 入口支援 / 障害者 / 被疑者・被告人 / 福祉的支援 / 罪を犯した障害者 / 障害福祉サービス事業所 / 支援内容 / 知的障害 / 触法障害者 |
研究成果の概要 |
2015~2017年度は、入口支援を通じて触法知的障害者の受入を検討した障害福祉サービス事業所に対するインタビュー調査を行った。データは、定性的(質的)研究法を用いて分析した。「受入を検討する時期」「受入を準備する時期」「受入を開始する時期」に分け、各時期に見られる支援特性を整理するに至った。2018年度は入口支援で解明されてこなかった元被疑者・被告人のサービス利用開始後に取り組んでいる支援内容とその構造について明らかにした。障害のある利用者に提供している生活支援や就労支援に加えて、元被疑者・被告人である利用者に対して実際に事業所が取り組んでいる支援内容とその構造を明らかにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「入口支援」の先行研究では明らかになってこなかった,「入口支援」を通じた障害福祉サービス事業所における起訴された罪を犯した障害者の受入の構造とプロセスを3つの研究を通じて定性的なデータをもとに実証的にかつ体系的に明らかにする.本研究の成果は,「入口支援」に関わる障害福祉サービス事業所に対する研修プログラム等の基礎資料となるものである.
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