研究課題/領域番号 |
15K03934
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
村社 卓 岡山県立大学, 保健福祉学部, 教授 (80316124)
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研究協力者 |
鄭 丞媛 新見公立大学
井上 祐介 岡山県立大学
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 高齢者の孤立予防 / ボランティア / 共感力 / 定性的データ分析 / コミュニティカフェ / 機能特性 / 参加要因 / 継続特性 / 共感疲労/満足 / フロー / 地域安心カフェ / 継続意思 / 共感満足 / フロー理論 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,高齢者の孤立予防に関わるボランティアの共感力の構造を明らかにすることである.特にボランティアの共感力について,高齢者の孤立予防を目的としたコミュニティカフェに参加するボランティアの継続要因の視点から明らかにした.高齢者の孤立予防に関わるボランティアは,どのような要因、感情、行動から「カフェ」に継続的に参加するのか.ボランティアの共感力に焦点を当てた.加えて,日韓の比較検討を行った.以上の作業から,高齢者の孤立予防的な対策について,ボランティアの共感力の視点からの知見を提示できた.それは超高齢社会に最適な「東アジア型ソーシャルワークモデル」の基礎資料となるものである.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的な特色は地域で孤立しがちな高齢者に直接関わるボランティア活動を対象とした定性的調査を通して得られたデータを基礎に,ボランティアの共感力の構造化と定義化を試みた点である.ボランティアは孤立死問題等に直接関与している.活動継続のカギは過度の共感を抑えることである.しかし,共感の制限は困難であり対策が必要となる.独創的な点は,①高齢者の孤立死問題についてボランティアの共感力から検討したこと,②高齢者の孤立予防に関わるボランティアの共感力について日韓の比較検討を行ったことである.後者は,韓国でのボランティア活動との比較検討により,ボランティアの共感力に関して新しい知見を得ることができた.
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