研究課題/領域番号 |
15K03954
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
伊藤 圭子 東京大学, 相談支援研究開発センター, 特任講師 (60534435)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | エコカルチャー理論 / 家族 / 障がい児 / 日米比較 / エコ・カルチャー理論 / 障害 / 発達障害 / 障がい / 家族調査 / 障害児 |
研究成果の概要 |
本研究では、エコカルチャーインタビュー調査を障がいのあるお子様を持つ日本と米国それぞれに住む日本人家族に行い、異なった社会制度や文化的コンテクストの中で、それぞれの家族がどのような日常生活を構築し機能しているのかを調査した。調査の結果、父親が働く会社や組織の働き方の違いによる子育てのFlexibilityの違いがあった。また、障害のある子どもが生まれた時から両親が亡くなる後まで、継ぎ目の無い支援を受けられる米国と比較して、日本の今後の課題として明らかになったのは、障がいのある子どもの乳児から成人後期に至るまでの支援の連携、教育者や医療者の専門性や支援方の向上、保護者への公的支援の充実であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で応用したエコカルチャー家族インタビューは、障がいのある子どもを持つ家族が暮らす社会制度や文化的コンテクスト(環境)がどのようにその日常生活や機能に影響を与えるのかを明らかにするもので、本研究で得られた知見は、障がい児を持つ家族のニーズや総合的な理解、援助の改善に資することが出来る。家族が住む地域で医療的・教育的・福祉的ニーズをどのように満たしていけばよいのか、情報を提供することができる。
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