研究課題/領域番号 |
15K03957
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 昭和女子大学 |
研究代表者 |
根本 治代 昭和女子大学, 人間社会学部, 准教授 (70386340)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 知的障害者 / 障害者雇用 / 職場管理者 / コンピテンシー / 障害者のキャリア形成 / 自己理解 |
研究成果の概要 |
本研究では企業で働く知的障害者の組織モチベーションと業務遂行力との相関概念である組織パフォーマンスについて、職場管理者のモチベーションやスキル・業務遂行力の高さからその影響を検証するため、企業の職場管理者へのインタビュー調査を実施した。その結果、障害者雇用の初期は、障害に対する認識や経験の再評価と再解釈を通して基礎的な問題を解決する技能の習得過程が示された。発達期では、知的障害のある従業員のモチベーションの低下や職場内の不協和に対し、課題解決に向けた実践過程が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において、障害者の就労支援が離職を回避するための職業定着や職業生活支援を重視した流れとは違い、コンピテンシーに伴う支援は本人のもつ組織モチベーションの見直し、解決すべき課題の明確化により、生活全体を支援する観点からの適切な定着支援を確実なものにするための有効な方法であることを提示できた。
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