研究課題/領域番号 |
15K03962
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 淑徳大学 (2019-2020) 東日本国際大学 (2015-2018) |
研究代表者 |
菊池 義昭 淑徳大学, 長谷川仏教文化研究所その他部局等, 嘱託研究員その他 (50258927)
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研究分担者 |
南雲 勇多 東日本国際大学, 経済経営学部, 准教授 (00781543)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 岡山孤児院 / 石井十次 / 濃尾大震災 / 東北三県凶作 / 音楽幻燈隊 / 賛助員 / 農場学校 / 子どもの権利保障 / 茶臼原農場学校 / 松本圭一 / 児童愛護デー / 大原孫三郎 / 殖民 / 養護実践 |
研究成果の概要 |
研究の成果は、①岡山孤児院が濃尾大震災で収容した震災孤児の、その後の音楽幻燈隊での活躍と、同院の財政を支えた音楽幻燈会や賛助員募集に関する論文を7編にまとめた。また、②東北三県凶作で収容した貧孤児の、その後の農場学校での教育と自立過程に関する論文を15編にまとめた。さらに、このような貧孤児への生活と教育の支援が、子どもの権利保障の源流の1つになり、大正期の児童愛護デーの運動に繋がると仮定し、児童愛護デーの運動に関する論文を4編にまとめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、岡山孤児院が2つの災害で収容した貧孤児の、同院での支援の内容や活躍の実態を解明し、そのような実践と活動の内容が子どもの権利保障の源流の1つであることを分析し、さらに、先のような子どもの権利保障の源流が大正期の児童愛護デーの運動に繋がることを解明、分析したところに、学術的な意義や社会的な意義が内在していると考える。
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