研究課題/領域番号 |
15K03972
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 関東学院大学 |
研究代表者 |
副田 あけみ 関東学院大学, 社会学部, 教授 (60154697)
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研究分担者 |
土屋 典子 立正大学, 社会福祉学部, 准教授 (60523131)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 高齢者虐待防止 / 施設内高齢者虐待防止 / チームワーク / ケースカンファレンス / 多機関協働 / 組織マネジメント / 施設内虐待防止 / 組織改善 / 解決志向アプローチ / 施設内虐待予防 / 解決志向マネジメント / 高齢者虐待 / 機関間協働 / 多機関チーム / 職場マネジメント / チームアプローチ |
研究成果の概要 |
家庭内高齢者虐待事例に対応する多機関チームの効果的なチームワークの推進モデルとして、AAA多機関ケースカンファレンス・シート活用モデルを開発するとともに、シート活用法を学ぶ研修プログラムを作成し、研修を重ねた。研修参加者に対する質問紙調査と、実事例にシートを活用した実践者に対する面接調査を通して、本モデルの有用性を明らかにした。 施設内虐待予防についても、職場のチームワークを促進する組織マネジメント・モデルの開発を試み、組織マネジメントの方法とスキルの一部を学ぶ研修プログラムを作成した。研修参加者からは一定の評価を得た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多機関チームの効果的なチームワーク推進モデルとして開発した多機関ケースカンファレンス・シート活用モデルは、高齢者虐待事例対応に苦労する多機関の支援者たちが安心感と相互理解を得て、チームとして介入・支援を行うことを可能にする。その結果、事例への早期対応による状況改善、迅速な緊急対応等が可能となる。このモデルは虐待事例だけでなく、多機関の支援者が支援に困難を感じることの多い複合問題事例にも応用可能である。 多機関によるチームワーク推進モデルを開発したことにより、従来のソーシャルワークの基本的方法であるケースワーク、グループワーク、コミュニティワークにチームアプローチを加えることができた。
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