研究課題/領域番号 |
15K03986
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 佛教大学 |
研究代表者 |
藤松 素子 佛教大学, 社会福祉学部, 教授 (40261721)
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研究分担者 |
金田 喜弘 佛教大学, 福祉教育開発センター, 講師 (10411109)
西垣 美穂子 明星大学, 教育学部, 准教授 (10584493)
岡崎 祐司 佛教大学, 社会福祉学部, 教授 (40257803)
池本 薫規 佛教大学, 福祉教育開発センター, 講師 (50460712)
後藤 至功 佛教大学, 福祉教育開発センター, 講師 (70553080)
塩満 卓 佛教大学, 社会福祉学部, 講師 (80445973)
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研究協力者 |
中野 加奈子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 地域福祉 / 社会福祉専門職の役割 / 「地域共生社会」 / 公的責任 / インクルーシブな地域コミュニティ / 基礎的自治体の役割 / 社会福祉事業体の連携 / 住民主体の取り組み / インクルーシブ / 地域コミュニティ / 地域福祉の推進 / 地域包括ケア / まちづくり / 社会的孤立 / 社会的排除 |
研究成果の概要 |
災害時にも適応可能なインクルーシブな地域コミュニティ構築のための総合的研究においては、この間の政策動向を踏まえ、我が事・丸ごと地域共生社会の深化を要請される地域社会の変化の実態を実証的に検討してきた。少子化・高齢化の益々の進行、地域住民間の関係性の希薄化が進む中でも、当該地域の文化的な背景をふまえ独自の取り組みを行う中で、地域への愛着を深め、多様性を前提に住民相互の結びつきを強化している地域福祉実践等の現状を検討してきた。いずれの地域でも基礎的自治体の公的責任をベースに多様な社会福祉組織の協働・連携の上で、住民主体の取り組みが展開される中で地域コミュニティが構築されてきていることが検証できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国の政策動向をみると「制度の狭間」問題とよばれる解決困難な課題の解決を「我が事・丸ごと地域共生社会」の構築によって実現することを地域に要請している。しかしながら、だれをも排除しないインクルーシブなコミュニティを構築する為には、基礎自治体における基盤整備が重要であり、その上で各種の社会福祉事業体間、あるいは多様な社会資源との協働が展開されて初めて、住民主体の活動が可能となることを明らかにできた。
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