研究課題/領域番号 |
15K03999
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
陳 礼美 関西学院大学, 人間福祉学部, 教授 (40510160)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ボランティア / 社会福祉 / 地域福祉 / 高齢者福祉 / NPO / ボランティアマネージメント / ソーシャルワーク / 資源開発 / 高齢者 / 組織 / 組織能力 / 尺度 / 老年学 / 社会参加 / アメリカ / いきがい |
研究成果の概要 |
「福祉系NPO」の全国的組織3団体に対しメーリングリストをもとに郵送アンケートを行った(523件のうち148件/28%回収率)。本研究で開発した指標をもとにボランティアマネージメントに関する活動を調べたところ、ボランティアの役割を明確にして、募集の宣伝を行っているNPOは多いが、約半数程度がボランティア活動に対する現物・現金支給やボランティア活動を表彰する等の奨励活動を行っていた。アメリカと比較したところボランティアを団体に必要な人的資源として育成する視点が未発達である団体が多いことがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、若者に焦点をあてたボランティア研究が多くボランティアマネージメントに関する研究が少ない中、NPO運営上、高齢者ボランティアがいかに大切な人的資源として扱われるべきか、に焦点をあてたことである。本研究において、現在の福祉系NPOの現状を調べて、高齢者ボランティアの確保と活動継続に対してどのような取り組みを行っているかの知見を得た。この研究結果はボランティアマネージメントの理論構築に役立つとともに、高齢者ボランティアの管理方法の実践的なノウハウとして活用できることに社会的意義がある。
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