研究課題/領域番号 |
15K04006
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 奈良大学 |
研究代表者 |
廣井 いずみ 奈良大学, 社会学部, 教授 (50512860)
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研究分担者 |
岡本 潤子 帝京大学, 文学部, 講師 (50742095)
坂野 剛崇 関西国際大学, 人間科学部, 教授 (90735218)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 非行少年 / 立ち直り支援 / 社会的絆 / 更生保護施設 / 少年院 / デランシーストリート / 長所基盤モデル / each one teach one / 更生支援 / 社会復帰 / 治療共同体 / 自助グループ / 援助要請 / 元非行少年 / 能動性 / Delancey Street / 中間施設 |
研究成果の概要 |
社会復帰における人とつながる力をどのように支援するのかを明らかにするために、更生保護施設退所少年と施設長、米国の治療共同体であるディランシーストリート(DSF)の設立者と入居者に調査した。更生保護施設では、施設長が少年に社会生活への適応を目標に自己評価を高めさせ、少年院では、アイデンティティーの課題で試行錯誤するプロセスに教官が寄り添い、主体性の回復を支援していた。長所基盤の方針を取り入れている点で、DSFでの取り組みと共通していた。学びの連鎖(each one teach one)に見られる仲間同士の支援は、日本では、非行少年のNPO支援団体や薬物依存症者の自助組織において行われていた。
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