研究課題/領域番号 |
15K04008
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
|
研究機関 | 広島国際大学 |
研究代表者 |
渡辺 晴子 広島国際大学, 医療福祉学部, 准教授 (90326091)
|
研究協力者 |
牧里 毎治
高野 和良
矢原 隆行
浅利 宙
金 蘭姫
加納 恵子
小野 達也
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | コミュニティワーク / 住民主体 / ナラティヴ / コミュニケーションプロセス / 記録 |
研究成果の概要 |
本研究では、市町村社会福祉協議会が関与する住民の主体形成に関する優れたコミュニティワーク実践を事例として、コミュニティワークの展開過程を可視化するとともに、住民の主体形成を促進するコミュニティワーク記録の方法を体系化することを試みた。 結論として、住民の主体形成を促進するコミュニティワーク記録は、「住民の参加と主体性」の発展にもとづく、住民とコミュニティワーカーの協働および専門職や住民組織との連携の推進に関する「コミュニティワーカーによる地域福祉援助」を焦点としており、これらをもとにコミュニティワーク実践の評価・改善に取り組むことの重要性を明らかにした。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、住民の主体形成を促進するコミュニティワーク展開過程の可視化およびコミュニティワーク記録方法の体系化の試みを通して、主体形成に関するコミュニティワークの方法・技術を明らかにしたことである。また、社会的意義として、市町村社会福祉協議会によるコミュニティワーク記録の方法および活用に関する好事例を提示するとともに、住民の主体形成を促進するコミュニティワークのあり方について考察を深めたことによって、コミュニティワーク実践の進展に貢献することができると考える。
|