研究課題/領域番号 |
15K04066
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
増本 康平 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (20402985)
|
研究分担者 |
塩崎 麻里子 近畿大学, 総合社会学部, 准教授 (40557948)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 意思決定 / 認知バイアス / 高齢者 / 加齢 / 認知機能 / 感情調整 / 損失回避 / 後悔 / 人工知能 / 道徳的ジレンマ / バイアス / 生涯学習 |
研究成果の概要 |
本研究は,高齢者の多くが直面する重大な意思決定場面(治療選択等)においてみられる高齢者の意思決定バイアスの特徴を明らかにし,高齢者に適した意思決定の支援方法を明確にすることを目的とした。 一連の実験の結果,高齢期の意思決定バイアスの特徴として,ネガティブな情報よりもポジティブな情報を重視すること,将来の利益よりも,現在の利益を重視すること,これら無意識的・自動的に生じる認知バイアスを意図的に調整することが難しいことが示されました。一方で,高齢者はポジティブな情報を重視し,若年者のようにネガティブな情報の影響を受けることが少ないため,損失回避による非合理な選択は減少することも示された。
|