研究課題/領域番号 |
15K04070
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
杉村 和美 広島大学, 教育学研究科, 教授 (20249288)
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連携研究者 |
丹羽 智美 四天王寺大学, 教育学部, 講師 (50625936)
松岡 弥玲 愛知学院大学, 心身科学部, 講師 (30571294)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 教育心理学 / 発達 / 青年期 / アイデンティティ / 教育系心理学 |
研究成果の概要 |
本研究は,青年期におけるアイデンティティの形成プロセスを,「関係性の観点」と呼ばれる,他者との相互作用のあり方から解明することを目的とした。研究1では,アイデンティティ形成が本格化する10代終わりから20代初めの大学生を対象に,彼らにとって身近で重要な他者である仲間との対話や討論を通して,どのようにアイデンティティが構築されていくのかをリアルタイムで記述し,その機序を明らかにした。研究2では,青年のアイデンティティ形成において関係性が重要であることが,文化をこえて認められるかどうか検討した。それにより,関係性が,アイデンティティ形成の機序を解明する普遍的な観点として機能することを明らかにした。
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