研究課題/領域番号 |
15K04076
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
丸野 俊一 九州大学, 人間環境学研究院, その他 (30101009)
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研究分担者 |
小田部 貴子 九州産業大学, 基礎教育センター, 講師 (80567389)
野村 亮太 東京大学, 大学院教育学研究科(教育学部), 特任助教 (70546415)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 越境的説明力 / 創造的対話 / 差異への敏感さ / 省察的思考 / 異分野・異文化状況での対話 / 学習環境デザイン / 俯瞰力 / 仲間内同士の対話状況 / 異文化・異分野間での対話状況 / メタ認知的発話 / 深いリフレクション / 前言語的思考 / 文脈の多様性 / 再帰的省察 / 自己他者モニタリング / 状況モニタリング |
研究成果の概要 |
本研究では、ものの見方や考え方や価値観の異なる異分野の人との間で、創造的対話を繰り返しながら問題発見・解決していく過程で重要な役割を果たす「越境的説明力」に焦点を定め、その診断と教育支援プログラムの開発に取り組んだ。 その結果、(1)越境的説明場面では、自他の考えの違いや曖昧さに気づく敏感さが必要である、また多様な視点から繰り返し吟味検討する省察的思考を伴う、さらには暗黙の前提が浮き彫りになる、(2)越境的説明力は、主体にとって必然性のある課題や文脈の中に現れやすい、(3)こうした特性を踏まえて、越境的説明力を診断・測定する一つの道具と、その能力育成について新たな視点からの提案を行った。
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