研究課題/領域番号 |
15K04090
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 日本体育大学 (2017-2021) こども教育宝仙大学 (2016) 浜松学院大学 (2015) |
研究代表者 |
若尾 良徳 日本体育大学, 児童スポーツ教育学部, 教授 (70364908)
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研究分担者 |
池谷 美衣子 東海大学, 現代教養センター, 講師 (00610247)
土倉 英志 法政大学, 社会学部, 准教授 (00614637)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 保育者 / ライフコース / 離職 / TEM / 結婚 / 出産 / 保育職 / ワーク・ライフ・バランス / インタビュー / ワークライフバランス / ライフヒストリー / キャリア形成 / 結婚・家族形成 |
研究成果の概要 |
保育職は,早期離職が多く,キャリア形成と結婚・家族形成の両立ができないことが問題となっている。そこで,本研究では,保育職のキャリア形成と結婚・家族形成のライフコースのパターンを示し,それらに影響を与える要因を明らかにすることを目的とした。保育職就業経験者19名へのインタビューから,保育職のキャリア形成と結婚・家族形成のパターンを示し,保育職の継続を促進・阻害する影響する要因を明らかにした。また,保育現場の管理職4名へのインタビューから,管理職が保育職のキャリア形成,結婚・家族形成ついてどのように考えて,どのような支援を行っているかを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの保育職の離職に関する研究は,離職理由や1,2年以内での早期離職の問題を主に取り上げていた。本研究では,結婚・出産離職,結婚・出産後継続,結婚せず継続,結婚せず離職など,保育職のキャリア形成,家族形成の多様なパターンを取り上げて,それぞれのパターンにおける継続及び離職の要因を明らかにして,保育職のキャリア研究に新たに示唆を与えることができた。 また,本研究は保育者が早期離職や結婚・出産退職に至る要因を明らかにした。これらの知見は保育職を継続するために求められるサポートや職場環境,制度の改善に示唆を与えることができ,保育者不足の解消に貢献することができる。
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