研究課題/領域番号 |
15K04108
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
齋藤 秀光 東北大学, 医学系研究科, 非常勤講師 (40215554)
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研究分担者 |
内田 知宏 尚絅学院大学, 人間心理学科, 准教授 (30626875)
中保 利通 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), 発がん制御研究部, 特任研究員 (40323000)
佐竹 宣明 東北大学, 大学病院, 助教 (20723208)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 家族支援 / 家族心理教育 / 緩和ケア / アンケート調査 / ビリーブメント / 精神的健康度 / レジリエンス / 家族 / 精神支援 / 死別反応予測因子 |
研究成果の概要 |
本研究は緩和ケアにおける家族を対象とした。研究1では、患者入院時における家族50名に、死別に伴うリスク評価および精神的健康度を調査した。死別に伴うリスク評価において、5名が高リスク状態に該当した。なお、このリスクが高くなればなるほど精神的健康が悪くなる相関関係もみられた(ρ= .30, p< .05)。研究2では、死別後の家族に郵送調査を実施し、173通の回答を得た(回収率49.9%)。特に死別後2年後を経過した群では、故人との絆を過度に保持することは精神的健康を悪化させた(r= .64, p< .01)。本調査によって、ハイリスク者を特定し、適切なサポートを行っていく必要性が示された。
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