研究課題/領域番号 |
15K04117
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
|
研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
鈴木 朋子 横浜国立大学, 教育学部, 准教授 (60422581)
|
研究分担者 |
田村 直良 横浜国立大学, 大学院環境情報研究院, 教授 (20179906)
小泉 晋一 共栄大学, 教育学部, 教授 (80296376)
名取 洋典 医療創生大学, 教養学部, 准教授 (80708991)
|
研究期間 (年度) |
2016-01-27 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
中途終了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 心理学史 / 発達検査 / オーラルヒストリー / 検査開発者 / 知能検査 / 心理学者 / アーカイブ / デジタルアーカイブ |
研究成果の概要 |
開発者の視点から日本の発達検査史をまとめることと、歴史的な発達検査等の資料を用いた発達検査デジタルアーカイブを準備することを目的に研究を行った。研究では、発達検査開発者への面接調査によるオーラルヒストリーの収集と分析、学術誌「小児保健研究」を対象とした発達検査の出現件数の調査、発達検査資料の収集と分析を行った。開発者オーラルヒストリーからは、心理検査が複数の学問領域で発展したこと、検査開発作業の継承は検査により主導が異なることが示された。学術誌に出現した検査の分析では、社会制度が検査の普及に影響したと考察された。なお、発達検査デジタルアーカイブは、倫理的な課題により公開準備中である。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本では,3万人以上の心理士が心理的援助を提供している。だが,日本における臨床心理学の発展の経緯はあまり知られていない。本研究は、発達検査の歴史をまとめることで、心理的援助の意義を示しそうとしたものである。 発達検査の歴史は、検査開発者へのインタビューを通してまとめることが必要と考え、オーラルヒストリーを収集した。発達検査は学際的な分野で発展したことから、「小児保健研究」における発達検査の出現頻度の調査した。 以上の研究を通して、心理的援助で用いられる発達検査の歴史について検査開発者の視点から整理を行い、歴史的検査のデジタルアーカイブの準備を行った。
|