研究課題/領域番号 |
15K04119
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
望月 洋介 浜松医科大学, 医学部附属病院, 臨床心理士 (30568572)
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研究分担者 |
岩田 泰秀 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (10285025)
井上 淳 浜松医科大学, 医学部, 特任助教 (90535577)
大隅 香苗 浜松医科大学, 医学部, 特任研究員 (00588767)
稲土 愛奈 浜松医科大学, 医学部附属病院, 臨床心理士 (60738342)
竹林 淳和 浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (50397428)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 集団行動活性化療法 / うつ病 / 効果検討 / グループセラピー / プログラム開発 / 効果研究 / 集団精神療法 / 行動活性化療法 |
研究成果の概要 |
本研究は、通常の外来治療を行っても6ヵ月以上にわたって軽度~中等度の抑うつ状態が持続しているうつ病患者に対し、集団行動活性化療法の効果検討と効果維持の検証を行い、治療効果に寄与している要因の検討も行った。31名の研究対象者の内、ドロップアウトを除く26名が治療を終了し、20名が3ヵ月後の維持評価まで終了した。 結果、抑うつ症状の重症度を測る全ての尺度で、治療後に有意に得点が減少し、3ヵ月後まで維持された。また、抑うつ症状の改善には、環境中の報酬に対する知覚の上昇が寄与していた。さらに、活動の活性化や、学校・仕事における機能障害の改善が環境中の報酬に対する知覚を上昇させることが示された。
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