研究課題/領域番号 |
15K04121
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
鷲見 克典 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70242906)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | well-being / ウェルビーイング / 幸福感 / 測定尺度 / 日本語版 / 日本人 |
研究成果の概要 |
本研究課題の目的は,独自に開発した,国際的に利用されているwell-being尺度の日本語版を用いて,日本人のwell-beingの実態を把握することであった.この尺度によって,well-beingの代表的な構成要素とされる,快楽主義的側面として人生満足感,肯定的感情,否定的感情,感情バランス,理性主義的側面として心理的フラリッシングの程度を測定することが可能となった.Well-being尺度と密接な関連性を持つ構成概念として,感謝,人生の目的の尺度も日本語版を開発した.これらの尺度を用いた調査結果から,大学生と就労者(20歳から60歳台)におけるwell-beingの実態が把握された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
さまざまな調査によって日本人の幸福・幸福感など,well-beingが把握されてきているが,本研究は現在のwell-being研究に基づいて,その各構成要素に関する把握の試みである.独自に開発した,国際的に利用されているwell-being尺度を用いた.調査の結果,大学生と就労者(20歳から60歳台)の実態を把握することができた.また,中国人留学生との比較,感謝,人生の目的,学習動機づけとwell-beingの関係把握も行った.
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