研究課題/領域番号 |
15K04123
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
平井 啓 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (70294014)
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研究分担者 |
佐々木 淳 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (00506305)
谷向 仁 京都大学, 医学研究科, 准教授 (60432481)
山村 麻予 京都市立芸術大学, 音楽学部, 講師 (70745190)
中村 菜々子 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (80350437)
足立 浩祥 大阪大学, キャンパスライフ健康支援センター, 准教授 (00303785)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | メンタルヘルス / 受療勧奨 / 受診勧奨 / 心理教育 / 教育的介入 / 受療行動 / リテラシー / 心の健康教育 / メンタルヘルス・リテラシー / メンタルヘルスケア / 抑うつ / 不安 |
研究成果の概要 |
本研究は、こころの健康(メンタルヘルス)に問題がおきたとき、専門家の治療を受けるまでの期間をできるだけ短くするにはどのようにすれば良いかを明らかにすることを目的に実施した。インターネット調査の結果、年齢や所属、思い込みの程度によって、専門家が早く受療するように促す時に伝える内容やその方法が異なることがわかった。とくに学生については「こころの問題」と言わずに「脳が疲れている」と文言を変えて伝えることで、受療するまでの期間が短くになることを確かめることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
正しいことを伝えれば正しく人は動けるはずだといったこれまでの考え方を変え、対象によって有効な心理教育プログラムが異なることを指摘し、また、どのような媒体を用いることが効果的かといったことを明らかにした。たとえば、メンタルヘルスが不調なときは文字を読み込むことが負担になるため、文字量を減らしたリーフレットを使用したり、若年層であればインターネットを使用した検索行動に対応するWEBサイトを活用することがあげられる。
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