研究課題/領域番号 |
15K04130
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
山下 光 愛媛大学, 教育学部, 教授 (10304073)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 臨床心理学 / 神経心理学 / 高次脳機能障害 / 空間性注意 / 半側空間無視 / テスト効果 / 利き足 / マインドフルネス / 利き手 / ADHD / 音読 / 黙読 / 線分二等分検査 / gray scales task / testing effect / 地理的誤認妄想 / くすぐり / 詐病 / 触覚認知 |
研究成果の概要 |
主な研究成果は以下通りである。①空間性注意における方向性バイアスの簡易な測定法であるGrayscales taskの基本的な性質を明らかにするとともに、特殊な読みの文化を持つ日本人の基準データを整備した。②学習の定着に及ぼすテスト効果(testing effect)について,1年間という超長期のスパンで検討を行い、テスト効果が生じることを確認した。③利き足の性質とその測定法について、好みの利き足とパフォーマンスの利き足の両面から研究を行った。その結果、利き足の定義そのものについて更に検討か必要であることが分かった。④高次脳機能障害者にも適用可能なマインドフルネス・プログラムの作成を試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究の多くは健常者を対象者としたもので、高次脳機能障害者を直接の対象としたものではないが、それらの研究成果は、高次脳機能障害者に適用可能である。特に今回の研究においては、年齢や利き手・利き足、性別等を考慮したデータの収集や分析を行っており、実際の患者に検査やリハビリテーションを実施する際の基準データとしての意義が大きい。
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