研究課題/領域番号 |
15K04133
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
富岡 光直 九州大学, 医学研究院, 助教 (50380514)
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研究分担者 |
須藤 信行 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60304812)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 自律訓練法 / 不眠症 / コントロール感 / 薬物減量 / 非薬物療法 |
研究成果の概要 |
不眠症を訴える心療内科受診者では,受診時に既に睡眠剤を服用していることが多い。また不眠症だけでなく,他の身体疾患を併存していることが多い。このような患者への自律訓練法の効果を検討した。 睡眠剤を服用している2名の患者は,ATを日常的に行うことで,薬物の服用を中止,あるいは減量できた。不眠症を抱え,かつ併存症状を有する患者への集団ATでは,症状に関するコントロール感が有意に改善した。 不眠症患者の服用している薬物減量に関して,ATは有効な方法であった。またATは患者の症状コントロール感を高めた。ATは不眠症の治療として有効であり,今後RCT等,更なる検討の必要性が示唆された。
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