研究課題/領域番号 |
15K04144
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 京都文教大学 (2019-2021) 帝京平成大学 (2015-2018) |
研究代表者 |
中島 恵子 京都文教大学, 臨床心理学部 臨床心理学科, 教授 (50369120)
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研究分担者 |
服部 環 法政大学, 現代福祉学部, 教授 (70198761)
金築 優 法政大学, 現代福祉学部, 教授 (90454082)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 心理アセスメント / ICF(国際生活機能分類) / 小児後天性脳損傷 / 発達障害 / 特別支援教育 / 合理的な配慮 / 行動評価 / WISC / SFA(学校生活機能評価) / SFA(国際生活機能分類) / SFA / ICF(国際生活機能評価) / 学校生活機能評価 / 合理的配慮 / 高次脳機能障害 / 国際生活機能分類 |
研究成果の概要 |
新たに開発された学校生活機能評価は、国際的な診断・評価基準として採用されているInternational Classification of Functioning, Disability and Health(ICF:国際生活機能分類)に基づいており、小学校・幼稚園・保育園の対象者に1つの評価尺度で検査ができる。また、全国の小学校児童の標準値データの統計解析から標準得点を設定された標準検査であるので、健常児童、発達障害を持つ児童など、その他の支援ニーズを持つ児童等、誰でも対象者として評価し、それぞれの対象者を比較するために必要な標準得点の数値データを提供する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
初任者のスクールカウンセラーやセラピストが、支援ニーズを体系的かつ総合的に測定することに貢献する。また、小1プロブレムを予防する取組み等の園での取り組みの進捗や効果を評価することに寄与することが期待される。さらに、小学校の入学時や進学に際しての就学相談や特別支援教育での合理的な配慮について検討する際の根拠資料を提供することに寄与することが期待される。前述の評価を時系列に沿って複数回の実施によって、学校生活機能評価は、対象者の状況の変化や介入の進捗・効果を想定することに寄与することが期待される。教員、スクールカウンセラー、セラピスト等による支援・介入や研究の取組みをサポートすることが期待される。
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