研究課題/領域番号 |
15K04153
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 白梅学園大学 |
研究代表者 |
堀江 まゆみ 白梅学園大学, 子ども学部, 教授(移行) (50259058)
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研究分担者 |
内山 登紀夫 大正大学, 心理社会学部, 教授 (00316910)
安藤 久美子 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 准教授 (40510384)
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研究協力者 |
平井 威
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 性問題行動 / 知的障害 / 発達障害 / 認知行動療法 / 危機介入支援 / 地域支援ベース / 性犯罪 / SOTSEC-ID / 社会的トラブル / トラブルシューター / 地域包括支援プログラム / 人材養成 / 犯罪・非行 / 性犯罪再犯防止プログラム / 地域ネットワーク |
研究成果の概要 |
本研究は、知的障害・発達障害のある性的問題行動のある本人に向けて、地域社会で暮らしながら行動を改善できるような介入プログラムSOTSEC-IDの実施体制と効果を測定した。その結果、1.自尊心を高める 2.認知のゆがみの修正 3.被害者への共感性を高める 4.対人関係の機能向上 5.性的好みの改善 6.リラプス・プリベンションの確保へのアプローチが有効であることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
SOTSEC-IDを有効に活用するための社会包括的な人材養成のプログラム検討ができた。 また、性的問題行動のリスクアセスメントをさらに客観化し、リスク管理との連動を円滑にすることを明らかにした。SOTSEC-IDの6つの目的にそって、1.ソーシャルスキル、2.認知行動モデル、3.被害者への共感、4.衝動コントロール、5.健全なセクシャリティー、6.再発防止グッドライフプランという6領域の内容を知的障害者にわかりやすく提供することができた。さらに本人の凝集性の高まりと多層的支援トリートメントの重要性、各対象者のセッション効果の測定が課題である。
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