研究課題/領域番号 |
15K04167
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
福井 義一 甲南大学, 文学部, 教授 (20368400)
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研究分担者 |
島 義弘 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 准教授 (00631889)
稲垣 勉 (藤井 勉) 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 講師 (30584586)
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研究協力者 |
大浦 真一
松尾 和弥
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 愛着 / 共感性 / 社会適応 / 潜在連合テスト / MET-CORE2 / 表情の情動認知 / 愛着スタイル / 被虐待経験 / 内的作業モデル / 潜在的態度 |
研究成果の概要 |
愛着と共感性について,共に質問紙で意識的側面を,実験で無意識的側面を測定して,両者の関連を検討した。愛着の無意識的側面の測定には,潜在連合テストを用い,共感性の無意識的側面を測定するためにMET-CORE2という実験課題の日本語版を開発した。愛着の意識的側面は共感性の意識的側面と,愛着の無意識的側面は共感性の無意識的側面と関連が強いことが分かった。また,それぞれが単独で社会的適応に影響するというよりは,意識的側面と無意識的側面の不一致が,社会的適応に悪影響を及ぼすことが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって,愛着と共感性の意識的側面と無意識的側面の不一致が,社会的適応に悪影響を及ぼすことが示唆された。MET-CORE2という実験課題の日本語版を開発したことで,共感性の無意識的側面を測定することが可能になった。また,表情の情動認知をする際の視線運動を測定することで,不安定愛着の人々と安定愛着の人々の間に表情画像の見方の違いがあることが判明し,それが共感性の低下の背景にある可能性が示唆された。
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