研究課題/領域番号 |
15K04169
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 神戸女子大学 |
研究代表者 |
小原 依子 神戸女子大学, 文学部, 教授 (40388319)
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研究協力者 |
大串 智恵
梶田 美奈子
渡邊 幸子
河村 美帆
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 心理リハビリテーション / 音楽療法 / 効果判定 / 技法開発 / 評価表 / リハビリテーション / パーキンソン病 / 評価表開発 |
研究成果の概要 |
リハビリテーション病院において、音楽療法の有効性が注目されている「パーキンソン病」を対象とした音楽療法の技法・プログラムの開発を行い、その有効性を検証しながら、これまでに心身障害・認知症等高齢者対象に開発を行ってきた音楽療法用評価表(MTCL-YK(S))について「パーキンソン病」対象用の評価表への改訂を行った。研究協力者間において、評価のしづらさや問題点の検討を重ね、修正版を作成し、信頼性・妥当性検証を行いながら、MTCL-YK(PD)(Music Therapy Check List :Parkinson’s Disease version)の評価表の作成を完成するに至った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
音楽療法は、治療法として広義には心理療法に含まれ既存の理論と併用されての利用がなお一般的であり、音楽療法独自の理論的裏付けは未だ確立していないのが現状である。この課題に着手するには、独自の技法とその適応疾患を特定していくという、いわゆる医学モデルを基礎とした研究の蓄積が求められる。そして、その臨床研究に極めて重要となってくる手続きが、音楽療法独自の尺度(評価表)の開発であると考える。音楽療法独自の尺度(評価表)の開発を行うことで、多領域で実施されている音楽療法効果についての比較が可能となり、多様な疾患・障害への音楽療法実践プログラム・技法の特定(臨床応用モデル構築)につながることが期待される。
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