研究課題/領域番号 |
15K04180
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
山田 一夫 筑波大学, 人間系, 准教授 (30282312)
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研究分担者 |
一谷 幸男 筑波大学, 人間系, 教授 (80176289)
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連携研究者 |
綾部 早穂 筑波大学, 人間系, 教授 (40323232)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ラット / ニオイ刺激 / トラウマ記憶 / 恐怖条件づけ / 母子分離 / 養育行動 / 新生仔期母仔分離 / 情動行動 / 条件性恐怖反応 / ニオイ / 性差 |
研究成果の概要 |
心的外傷後ストレス障害(PTSD)の動物モデルである恐怖条件づけと母仔分離を用いて,ニオイ刺激がトラウマ記憶の形成やその消去過程に及ぼす影響について検討した。その結果,1. 文脈に対する恐怖条件づけを消去したとしても,ニオイに対する恐怖反応は維持される,2. グルタミン酸NMDA受容体作動薬はニオイに対する恐怖反応の消去を促進しない,3. 母仔分離中に経験したニオイに対して雄のみが選好性を示す,4. それは母仔分離期間中の母親の養育行動が主に雄に向けられることが原因である等が明らかになった。
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