研究課題/領域番号 |
15K04210
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
國分 麻里 筑波大学, 人間系, 准教授 (10566003)
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研究分担者 |
金 ヒョン辰 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (10591860)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 植民地期朝鮮 / 教育 / 学校 / 児童・生徒 / 100年史 / 写真 / 回想録 / 沿革 / 学校史 / 教育史 / 児童生徒 / 創氏改名 / 初等・中等 / 女性 / 植民地期 / 朝鮮 / 卒業生 / 地方 / 百年史 / 学校での生活 / 戦時期 / 日常 |
研究成果の概要 |
本研究の研究成果として、次の3点を挙げることができる。1点目は、研究成果を文章にして公表したことである。2点目は、研究成果を外部に向けて報告したことである。3点目は、研究成果の目録を作成したことである。1点目については、「福岡高等女学校の『東アジア』移動」(2019)、「東アジアに生きる市民の育成」(2016)などを挙げることができる。2点目の報告については「植民地期朝鮮における児童の創氏改名-学校100年史卒業生名簿の「改名」を中心としてー」などがある。3点目は、学校の沿革・写真・回想録・教員および児童生徒の様子を中心に、学校100年史の内容を目録として作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、植民地期朝鮮の初等学校の状況を学校100年史などを中心とした学校資料から明らかにすることができた。これにより、教育制度や政策、朝鮮総督府関係の資料、教科書など、教育を行なった側からの資料からしか今まで明らかに出来なかった植民地期朝鮮の教育を、学校の側から問い直すものであった。4年間の研究では学校100年史を中心に学校資料を収集することができなかったが、学校の沿革や当時の写真、回想録、教員や児童生徒の状況などから、植民地期の朝鮮における学校教育の一端を明らかにすることができた。
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