研究課題/領域番号 |
15K04245
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 成城大学 |
研究代表者 |
岩田 一正 成城大学, 文芸学部, 教授 (70338573)
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研究分担者 |
平井 秀幸 四天王寺大学, 人文社会学部, 准教授 (00611360)
後藤 弘子 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 教授 (70234995)
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研究協力者 |
藤井 玲子
服部 辰也
長能 浩典
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 矯正教育 / 更生的風土 / ライフ・ヒストリー / 聞き取り調査 / 言説分析 / 厚生的風土 / 少年院 / 教育史 / ライフヒストリー |
研究成果の概要 |
本研究では、「現代日本の少年院で観察されるような、職員と少年、あるいは少年同士が立ち直りに向けて協力的に日常の活動や生活を行う施設内文化」を「更生的風土」と定義し、更生的風土が昭和40~50年代の少年院においてどのように形成されたのか、という十分に文書化されていない矯正教育史を記述するために、旧職員5名に対して実施した聞き取り調査に基づいた史料集を研究成果として刊行した。 5名の内、3名はいわゆるキャリア職員であり、2名は現場のたたき上げの職員である。両者に聞き取りを実施することで、少年矯正教育政策の立案過程、現場の課題という双方向から、「更生的風土」の形成の動態を記述することができた。
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