研究課題/領域番号 |
15K04250
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
桂 直美 東洋大学, 文学部, 教授 (50225603)
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研究分担者 |
高井良 健一 東京経済大学, 経営学部, 教授 (50297339)
伊藤 安浩 大分大学, 教育学部, 教授 (90284778)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 初任期教師 / 教師教育 / ナラティブ・インクワイアリー / 語り直し / ナラティブスタディ / 教師の成長 / 初任期における教師 |
研究成果の概要 |
本研究は、現在初任期を生きている教師の語りの分析を通して、若手教師の初任期における経験と成長の様相をとらえることを目的とした。クランディニンのナラティブ・インクワイアリーの方法に基づき、個々の教師と信頼に基づいた関係を保つ研究者が、子ども時代から今日までのライフストーリを聞いた。またほぼ一年後に教師同士が共に語りあえる場を設定し、経験の語り直しに互いに耳を傾けた。 語り直しにおいては、以前には言語化されなかった内容の新たな言葉でのとらえ直しが示され、省察の深まりが示された。また教師像・学級像のとらえ直しや、自己理解といったものも、こうした協同のナラティブの場において深められることがわかった。
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