研究課題/領域番号 |
15K04251
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 武蔵大学 |
研究代表者 |
金井 香里 武蔵大学, 人文学部, 教授 (20722838)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 多文化 / 共生 / 教師教育 / カリキュラム開発 / 多文化教師教育 / 教員研修 / 多様性 / 大学教職課程 |
研究成果の概要 |
本研究では、多文化共生のための教師教育カリキュラムを開発するための理論的検討と実践的検証を行った。おもに米国で展開された多文化教師教育、日本における反差別教育の理論と実践を検討することを通じて、多文化共生のための教師教育カリキュラムをデザインする上での理論的枠組みを構築した。その上で、カリキュラムを編成し実践し、受講者である教員や教員志望学生に対し、一定の教育的効果を与えた。さらに、実践したカリキュラムは、受講生によるフィードバックをもとに高度化した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、これまでほとんど着手されていなかった多文化共生のための教師教育に着目し、教員志望学生(または現職教員)を対象とする多文化共生のためのカリキュラムを編成し実践するための理論的視座を提示するとともに、カリキュラムの実践的検証を行い高度化した。これによって、教職を志望する学生や教師に対し、多文化共生社会の実現に向けて一定の教育的効果を与えることができた。さらに一連の研究を通じて、多文化共生社会の実現のためには学校における教師のあり方と教師教育が重要であることを主張したことで、学校教育ならびに教師教育をめぐる議論の発展に対し大きく寄与した。
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