研究課題
基盤研究(C)
本研究は、小中一貫教育を通して児童生徒のキャリア・進路意識がどのように形成されるかを明らかにするとともに、発達特性および汎用的能力をふまえたキャリア教育の開発を目的とした。その結果、(1)「考える時間」および「6つの帽子」を活用した授業の開発によって、思考技能が育成されること、(2)進学・進級への不安は最上級生において高く、進路動向とキャリア意識について学校種および学年間で違いが見られること、(3)人口減少地域における小規模小・中学校の課題への対応や、5-7年生ブロックによる取り組みが児童生徒の意識を高めること等の成果を得た。
本研究を通じて、小中一貫教育を受けた児童生徒に着目して、9年間の学びや意識の形成を継続的に検討した。それとともに、小学校と中学校で別々に行われていたキャリア教育を一貫して計画することで、重複や飛躍のない実践を行う可能性を見出した。2016(平成28)年より義務教育学校が法制化されており、本研究におけるこれらの成果は、全国の自治体において構想・実践されている小中一貫教育の新しい姿や在り方を考える上で、重要な役割を果たすことが期待される。
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