研究課題/領域番号 |
15K04324
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 京都女子大学 |
研究代表者 |
矢野 真 京都女子大学, 発達教育学部, 教授 (00369472)
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研究分担者 |
田爪 宏二 京都教育大学, 教育学部, 准教授 (20310865)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 木育による造形教材 / コミュニケーション / 保育者養成 / 実践教材 / 造形ワークショップ / 地域連携 / 造形教材 / 木育 / クロス・トレーニング |
研究成果の概要 |
本研究は,実際の保育者養成における「保育者の専門性」に必要となるコミュニケーション能力の育成について,保育者養成校と保育現場や地域との連携による実践的な活動を中心に,コミュニケーション能力を育むための造形教材の開発を提案した。実践活動として造形ワークショップ等を中心に行った結果,木育のもつリラクゼーションの特性が保育者や子どものコミュニケーション・スキルの向上につながる可能性が示唆され,保育者や子ども,大人とのコミュニケーション・スキルの向上や,ワークショップを企画・準備した学生同士のコミュニケーション自体も促す結果となった。また,これら実践については,造形教材報告集として公開を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究における研究結果は,これからの保育者養成校で学ぶ学生や現職者の再教育(リカレント)への教育的資源として活用されることや,今後の新たな造形教材への応用としての可能性が考えられ,幼児と保育者,地域住民,行政といった子育て支援に対する活動との関連としての研究に広がりうると考える。結果,造形への理解を通してどのように子どもとその取り巻く環境に働きかければいいのかという,教育・保育現場からの要求に答えられる研究として意義がある。
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