研究課題/領域番号 |
15K04327
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 武庫川女子大学 |
研究代表者 |
安東 由則 武庫川女子大学, 教育学部, 教授 (10241217)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 女子大学 / サバイバル / 存立意義 / 国際比較 / トランスジェンダー / サバイバルストラテジー / 女子大学の存立意義 / 起業家教育 / リーダーシップ教育 / 女子教育 / 学生サポート / Smith College / アメリカの女子大学 / カソリック系大学 |
研究成果の概要 |
日本の他、アメリカと韓国の女子大学(スミス大学、トリニティ・ワシントン大学,梨花女子大学校)でのインタビュー調査と、図書館等における資料収集を実施した。インタビュー調査を通じて、女子大学の意義、女子大学として発展するための取り組み等が語られた。スミスや梨花女子では、今後の社会変化を見据え、これまで女性の進出が少なかった工学系学部を新設した。さらに、起業家教育プログラムや女性のリーダーシップ教育を積極的に取り入れ、教員や卒業生、有能な先輩女性らと協力しながら実施するなど、女性の将来を見据えた教育に取り組んでいる。収集資料からは、各国における女子大学の歴史や推移の状況をまとめた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、女子大学の中でも積極的な取り組み、成果を挙げているアメリカのスミス大学と韓国の梨花女子大学校において、今後の社会変化を見据えた女子大学としての戦略、取り組みを提示した。今後、女性が社会に継続して社会に関わり貢献し続けるためには、新たな課題を見つけ、その解決にむけて取り組むため、他者と協力し合いながら、組織をつくりどう進めていくのかを、様々な実践を経験しながら身につけている、起業家プログラムやリーダーシッププログラムが積み重ねて実行され、発展している。女性の社会進出を見据えたこれらのプログラムは、日本の女子大学においても今後導入が進むことが予想され、そのモデルとなるものである。
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