研究課題/領域番号 |
15K04343
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 宮城教育大学 |
研究代表者 |
市瀬 智紀 宮城教育大学, 教員キャリア研究機構, 教授 (30282148)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 持続可能な開発のための教育 / グローバル・アクション・プログラム / 学校実践 / 教師教育 / ユネスコ / SDGs |
研究成果の概要 |
ESD の実践の効果と評価をモニタリングして海外に発信することを目的として研究を行った。国際的な比較研究に基づき、ESD のHolism とPluralism に関する理論を日本に紹介した。英国とドイツの評価方法参考に、生徒の変容、コンピテンシ―の認識、教育学習方法の変革、学校の変革、地域連携等の要素を取り入れた学校実践の評価方法を開発した。そして、評価のモニタリングにもとづき、日本における学校実践の評価を行って課題を集約し、現実の教員養成・研修の改善をはかるとともに、ESD の教員養成・研修の具体的な方法について国内外に提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義や社会的意義は3つある。第一に英国、ドイツ、スウェーデン等のESDの教育政策やガイドラインを比較し、ESD のHolism とPluralism に関する理論を日本に紹介した。次に、ESDの学校実践の評価手法を開発し、東北地方を中心とする144校のユネスコスクールの実践を、生徒の変容、コンピテンシ―、教育学習方法、学校の変革、地域連携などの観点から評価した。その結果、日本のESDの学校実践の特質を明確にし、改善を通して、教育の質の向上に貢献した。さらに、大学の教員養成プログラム、教育委員会主催の研修会、免許状更新講習の実践的研究を行ない、ESD教員研修モデルの構築に貢献した。
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