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グローバル化時代における市民性教育の日豪比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 15K04350
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 教育社会学
研究機関東京学芸大学

研究代表者

見世 千賀子  東京学芸大学, 国際教育センター, 准教授 (80282309)

研究期間 (年度) 2015-10-21 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード市民性教育 / シティズンシップ教育 / オーストラリア / 日本人学校 / グローバルシティズンシップ教育 / 多文化教育
研究成果の概要

本研究では、主に、オーストラリアのナショナルカリキュラムを分析することによって、ローカル、ナショナル、グローバルなレベルでの社会に行動的に参加するための市民性教育の内容・方法を明らかにした。オーストラリアの市民性教育は、オーストラリアの民主主義とローカルかつグローバルなレベルでの市民生活に参加させるために生徒を育成するようデザインされており、またオーストラリア社会の多様性と多様なアイデンティティの承認・認識も育成しようとしている。

研究成果の学術的意義や社会的意義

学術的な意義は、オーストラリアのナショナルカリキュラムにおける市民性教育が多様性を基礎にしているという特徴を明らかにしたことである。社会の文化的・言語的・宗教的多様性や多様なアイデンティティの存在が前提となっており、その多様性を基礎とした社会に参加する市民の育成、すなわち、グローバル・多文化市民(グローバル・マルチカルチュラルシティズンシップ)の育成が目指されていることが特徴的である。こうしたグローバル・多文化市民の育成のための教育は、グローバル化時代の今後の日本の市民性教育のあり方を検討する上で、極めて参考になるものである。

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件)

  • [雑誌論文] オーストラリアにおけるシティズンシップ教育の展開―ナショナルカリキュラムを手がかりとして2016

    • 著者名/発表者名
      見世千賀子
    • 雑誌名

      国際教育評論

      巻: 13 ページ: 37-46

    • NAID

      120007125844

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
    • 査読あり / 謝辞記載あり

URL: 

公開日: 2015-10-21   更新日: 2020-03-30  

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