研究課題/領域番号 |
15K04352
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
新谷 康浩 横浜国立大学, 教育学部, 教授 (10345465)
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研究分担者 |
眞鍋 倫子 中央大学, 文学部, 教授 (00345323)
猪股 歳之 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 准教授 (60436178)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 教育社会学 / ジョブ型 / メンバーシップ型 / キャリア教育 / 地位 / 行為 / 高専 / 満足度 / グローバル化 / 教員の職務 / 潜在的教育 / 教育のグローバル化 / 教育から職業への移行 |
研究成果の概要 |
これまでメンバーシップ型との親和性が強いわが国の大学教育では、IT分野などの職業志向の強い専門教育であっても、地位指標が重視されていた。 近年のジョブ型教育改革によって行為の指標を明示化しようとする過程においても、地位指標が重視され続けた。そこからわが国の大学教育はメンバーシップ型の原理を強固に内在しつつ、グローバル化していると見せているという戦略があることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、旧来の日本的雇用モデルを超えてキャリア教育・職業志向の強い専門教育と外部社会との接続を、実証的に検討しようとした。その結果、日本的雇用モデルの強固な規範が、ジョブ型モデルにおいても残存していることを明らかにした。この研究は、教育から職業への移行分野の研究において現在着目されているジョブ型教育改革推進の限界を示すものである。批判的な検証によってこの分野の研究の発展に寄与するものである。
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