研究課題/領域番号 |
15K04380
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
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研究機関 | 嘉悦大学 |
研究代表者 |
白鳥 成彦 嘉悦大学, ビジネス創造学部, 教授 (70552694)
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研究分担者 |
田島 悠史 宝塚大学, 東京メディア芸術学部, 特任講師 (20747729)
田尻 慎太郎 横浜商科大学, 商学部, 准教授 (90410167)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 中退分析 / IR / 機械学習 / 大学中退 / 教育社会学 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は(1)データ整備と中退を表現するモデル作成条件、(2)学生モデル、教学モデルの作成、(3)教学サービスとの連携、(4)セミナー、ワークショップの実施である。1では中退学生と教職員へのインタビューと教学データを用いて、中退における3タイプを提案し、中退を表現するための条件を提示した。2では中退に関連する変数を大学全体に関連するマクロ変数と個々の学生に関連するミクロ変数の2種類に整理し、中退を学期ごとに予測するモデルを作成し、その妥当性を検証した。3では作成したモデルを用いて教学サービスの中で利用できるように提案した。4では今回の研究で得られた知見をセミナー等で広く公開した
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大学における中退状況は各大学によって大きく異なるが、中退をすることは学生にとっても、大学にとっても大きな負の影響を与えることになる。中退を防止するための施策はこれまで教職員の直感や勘によってなされることが多かった。本研究では大学に蓄積されている教学データを用いて、客観的な評価を教学サービスに適応することを試みた。教学データと学生データを用いて中退を学期ごとに予測するモデルを作成し、教学サービスと連携させることで、個々の学生にとってふさわしい防止施策を提示することができた。
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