研究課題/領域番号 |
15K04422
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 同志社女子大学 (2018-2019) 愛知教育大学 (2015-2017) |
研究代表者 |
竹井 史 同志社女子大学, 現代社会学部, 教授 (60226983)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 粘土質土 / シルト / 粘性 / 可塑性 / 吸水性 / 細砂 / 感覚遊び / スーパークレイ / 珪砂 / 彫塑用粘土粉 / 深い学び / 土遊び / シルト成分土 / 利用土 |
研究成果の概要 |
本研究は、日常的な幼児の造形的な活動を活性化するための理想的な土環境及び土素材について研究した。土素材のモデルは、河川プラントで排出された不要土であり、粒度2μm~20μmのシルト(微砂)領域の土の粒子が主成分である。特長は、①粘性、可塑性に優れ、造形的な遊びを可能にする。②感覚遊びにも適している、③乾燥後も容易に粉砕可能であり、吸水力にも優れている、④鉱物主体であり、植物などが生育しにくい。⑤安価である。本研究では、この不要土に近い特性を持つ土をスーパークレイと名付け、実践的適用を行い、工学研究的な観点から土素材の構成成分が珪砂A2、珪砂9号、彫塑紛等の混合土に求められることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
河川プラントから排出される不要土によって構成される「ねんど場」は、扱いやすく子どもの造形活動を活性化する保育教材として意義のある土素材である。また、珪砂と彫塑紛で構成されたスーパークレイは、不要土に匹敵する優れた特性を持つと同時に安定的に供給でき、様々な地域に安価で供給できる優れた特性を持つ土(粘土質土)である。これらの土素材を使用し遊ぶことで幼児の触覚や想像力を豊かにすることが期待される。
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