研究課題/領域番号 |
15K04424
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
吉本 敏子 三重大学, 教育学部, 教授 (60191053)
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研究分担者 |
小川 裕子 静岡大学, 教育学部, 教授 (20136154)
星野 洋美 常葉大学, 教育学部, 教授 (50267845)
室 雅子 椙山女学園大学, 教育学部, 教授 (50329645)
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研究協力者 |
吉原 崇恵
吉岡 良江
安場 規子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 家庭科教育 / 21世紀型能力 / 能力の把握 / 学習指導要領 / 調査の設計 / 実践力 / 学力把握 / アンケート調査 / 学会発表 / 調査実施 / データ入力 / 分析方法の検討 / 調査票の作成 / 予備調査 / 調査設計 / 課題解決ができる力 / 能力論 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、日常の具体的な場面を想定し課題解決ができる力を把握するための調査を設計・実施し、知識や技能を活用して課題解決ができる力が身についているかを明らかにすることである。 21世紀型能力の要素と構造を踏まえて、消費生活と環境、食生活、衣生活、住生活、家族・家庭生活の5つの領域の能力を調査した。その結果、調査対象とした領域・内容によっては十分な能力が身についていないことが明らかになり、家庭科教育の内容や学習の仕方に関する課題が把握できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、21世紀型能力に基づいて基礎力、思考力、実践力の3つ能力の観点から家庭科の学習効果について明らかにしようとした研究である。研究成果の一つ目は、新学習指導要領で求められている能力がこれまでの家庭科の学習を通して育成されたのかを把握することによって、家庭科の内容や学習方法の課題を見出すことができたこと、二つ目は、学習効果を能力面から把握するという調査手法の開発に先駆的役割を担ったことであると考えている。
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