研究課題/領域番号 |
15K04429
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
松井 祐 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (10290537)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 伝統工芸 / モノづくり / 図画工作 / 工芸教育 / 美術・工芸教育 / 美術教育 / ものづくり |
研究成果の概要 |
本研究は,ものづくりの実践研究を通して,モノの理解を深め,つくる楽しさや面白さを実感し,自ら学ぶ力を育む生涯教育をめざし,指導方法の構築を行った。 ものづくりの実践研究では,地域の子育て支援施設と連携・協力し,4年にわたり25回のものづくり講座を実施し,小学生や指導者など約300名が参加した。ものづくりでは,五感を働かせ素材について学ぶ体験的な学習を取り入れることが効果的であることが明らかとなった。 また,その成果として,1素材の理解を深める「身近なモノの比較本」,2日本の伝統工芸を紹介し,その素材や加工方法を取り入れたモノづくり教材「伝統工芸から学ぶモノづくり」の2つの教材を編集・作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
幼少期からのモノづくりは,感覚機能を刺激し身体機能の発達や豊かな情操を養う。また,感覚機能を重視した指導によるモノづくりの成功体験は,生涯にわたりモノづくりの楽しさや喜びを味わうきっかけとなることが期待できる。 本研究は,伝統工芸に着眼し,学校と地域社会の連携により,生涯教育へとつなげる取り組みであり,身近な公共施設等を活用することで実現できる萌芽的性格を有するものと考える。また,教材は,地域の子育て支援施設だけではなく,学校,PTA文化教室,生涯学習ルームなど世代を問わずモノづくり関わる至るところで活用できるため社会的意義が高いと言える。
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