研究課題/領域番号 |
15K04431
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
原田 智仁 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 名誉教授 (90228651)
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研究分担者 |
二井 正浩 国立教育政策研究所, 教育課程研究センター基礎研究部, 総括研究官 (20353378)
田中 伸 岐阜大学, 教育学部, 准教授 (70508465)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 歴史的エンパシー / 歴史的な見方・考え方 / 歴史的思考と理解の一体的形成 / 他者のパースペクティブ / 情意・態度の評価 / doing history / 歴史固有の概念・ツール / 歴史的思考・理解 / 歴史の指導・評価 / 歴史教育 / エンパシー / 共感とケア / 歴史の指導と評価 |
研究成果の概要 |
歴史的思考と理解を一体的に形成するためには,生徒にとって遠い存在である過去を身近なもの,我が事と捉えさせることが不可欠であるとの認識の基に,情意的概念であるエンパシーに着目し,エンパシーを働かせることを通して歴史的思考と理解を形成する理論と方法を考察した。まず,米英等の文献研究と研究者への聴き取りを踏まえてエンパシーの指導と評価の理論仮説を構築し,次に優れた歴史授業の観察・分析を踏まえてエンパシーの働きを確認し,理論仮説の妥当性を明らかにした。それらを踏まえて,日本の中等教育段階の歴史授業を対象とする学習指導モデルと評価基準を開発した。
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