研究課題/領域番号 |
15K04438
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
篠原 陽子 岡山大学, 教育学研究科, 教授 (50335832)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
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キーワード | 被服学 / 家庭科 / LCA / ESD / 持続可能性 / 衣生活 / LCI / 持続可能社会 |
研究成果の概要 |
(1) 持続発展教育(ESD)家庭科衣生活領域教育内容開発研究:衣生活と環境との関わりを明らかにし,「水環境の理解と環境に配慮した衣生活」と「環境や気候変化の理解と環境に配慮した衣生活」に関する教育内容開発を行った.持続性,科学的な視点をもった意思決定が可能となる教育内容を提案することができた. (2) SDGs と被服学:衣生活における現代的課題として,持続可能な衣生活創造のために,生活者にLCAの考え方が必要と考え,LCIワークシートを開発し学生を対象に実施した.学生は自らの衣生活管理の必要性を自覚するとともに,LCIの必要性を認識した.生活者の衣生活に対するLCAの有効性が確認された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、被服学と持続可能性を視点とする環境問題の研究と衣生活における今日的課題に意義を持つと考える:1.生活者が衣生活を営む中で,環境とどのように関わり,どのような問題が起きているのか,どのような課題が存在するのか明らかにすることができた.2.家庭科衣生活領域の持続発展教育(ESD)教育内容開発研究を行い,水環境保全ならびに環境や気候変化に応じた衣生活について提案することができた.3.持続可能な衣生活を目指すうえで, LCAの考え方を生活者の衣生活管理に活かすためのLCIワークシートを開発,実施しその効果を明らかにすることができた.
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