研究課題/領域番号 |
15K04453
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
本多 満正 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (20451651)
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研究協力者 |
秋山 政樹
井川 大介
恩田 健司
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 職業知の継承 / 世代を超えた学び / 実践コミュニティ / 教科力育成 / 技術科教育の目的論 / 技術科教員 / 教員の成長 / 技術科目的論 / 実践相談 / 若手リーダの成長 / ミドルリーダの成長 / 公的研修づくり / 役割分担 / 中堅教員 / 若手教員 / 目的論 |
研究成果の概要 |
本研究では、技術科教員の成長を促すコミュニティの要件と活動のあり方を解明するために、積極的な営みのコミュニティに研究支援を行いながら聴き取り調査を実施した。その結果、以下の知見を得た。①研究者による効果的な支援は、研究テーマの意義づけの提示、研究のまとめ方の助言、研究素材の提供等との知見。②研究者の関与が少なくても成長したコミュニティでは、実践リーダが技術科目的論を育んでいたことと、実践相談にのっていたことが成長支援に有効であるとの知見。③若手教員が意見を述べやすい雰囲気づくりや、若手の活躍の場を順序だてて取り組むことで、各教員の成長の連鎖に有効であるとの知見。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究の意義は二つある。一つ目は、技術科教員の「実践的指導力」や「探究力」を育む「学び合う環境」を実現するための方途に関する知見の解明と効果的支援の内容と方法を実証的に解明した点に学術的意義が見いだせる。二つ目は、上記を内容への参画を通して、技術科教員の力量向上に有効な「実践コミュニティ」の運営による、人材育成や内容豊かな授業の開発による教育実践の向上という点に社会的意義が見いだせる。
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