研究課題/領域番号 |
15K04454
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
瀬戸 房子 鹿児島大学, 法文教育学域教育学系, 教授 (00179350)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 藍 / 栽培 / 生葉染め / 毛糸玉 / インジゴ / インジルビン / 寸劇 / ペットボトル / 灰汁 / 染色 / 綿 / 羊毛 / 生葉 / ダンス / 冷凍保存 / 赤紫 / 酸化 / L*a*b*表色系 / 繊維染料選択性 / 青 / 剪定 / 遮光 |
研究成果の概要 |
藍を教材として、学習者の興味を持たせながら科学的な思考を養う教育について検討を行った。学校園で藍を栽培して生葉染めを行った。藍の収穫期間を延長する方法条件として遮光が有効であることを明らかにした。2週間以上冷凍した藍葉を煮沸染色することでアクリル毛糸が赤紫色に染まることを明らかにした。 子供を対象として、毛糸玉を入れたペットボトルを持ってダンスをする染色方法を考案した。さらに、藍の発色に関与する物質を擬人化し、そのメカニズムの説明の寸劇を考案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学校教育に藍草の栽培と染色を取り入れ、小学校低学年の生活科で自然との触れ合いから始めて、小学校家庭科で生葉染め、中学校、高校で煮染め、建て染めを行う等、学習者の理解力や安全性に関わる危機回避能力を考慮した体験的学習の提案とそのための条件設定を行った。方法の違いにより一種の植物から様々な色を得る体験は、学習者が科学的な視座を持つきっかけとなり、自然を活かしてきた人の生活や文化に興味をもつ人材の育成につながる。
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