研究課題/領域番号 |
15K04459
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 金城学院大学 |
研究代表者 |
上野 顕子 金城学院大学, 生活環境学部, 教授 (20350952)
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研究分担者 |
伊藤 葉子 千葉大学, 教育学部, 教授 (30282437)
星野 洋美 常葉大学, 教育学部, 教授 (50267845)
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研究協力者 |
Poole julia
昆野 由佳
太田 悦子
堀池 美衣
小林 操
八木 裕美
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 中学校 / 技術・家庭科 / 家庭分野 / 多文化共生 / 教材 / 手引書 / 学習指導案 / 食文化 / カナダ / 中等教育学校 / 家庭科 / 多文化 / 共生 / 食生活 / 外国 |
研究成果の概要 |
第1に、中学校技術・家庭科家庭分野担当教員に聞き取り調査を行い、日本の家庭科教育における多文化共生教育を実施する際の課題を明らかにした。 第2に、カナダブリティッシュ・コロンビア州において、食文化を題材とした家庭科の授業観察と教員に対する聞き取り調査を行い、そこから家庭科教育における多文化共生教育を実施する際の手順や留意点を明らかにした。 第3に、これらをもとに、衣食住の生活文化を題材とした中学校技術・家庭科家庭分野の授業で利用可能な教材を開発し、日本の家庭科教育における多文化共生教育を実施する際の手順や留意点、学習指導案、ワークシート等を手引書としてまとめ配布した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国内の外国人児童生徒、日本国籍で外国につながりのある子供たちは、年々増加し続けている。そうした子供たちの日本語教育は発展してきている。しかし、多文化共生をねらいとする家庭科教育における授業研究はまだ少ない。また、多文化共生国家であるカナダの家庭科教育における多文化共生教育の研究は本研究が最初であるといえる。本研究の結果は、学術的には、家庭科教育学と多文化共生教育学に寄与するとともに、社会的には、日本における外国につながりのある子供たちと日本で生まれ育った子供たちの多文化理解と生活の向上を支援するという意義がある。
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