研究課題/領域番号 |
15K04477
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
大澤 弘典 山形大学, 大学院教育実践研究科, 教授 (10343071)
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研究協力者 |
信夫 智彰
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 数学的モデリング / モデリング |
研究成果の概要 |
複式学級における数学的モデリングの教材と授業プログラムを具体的に開発し,その有効性を実践的に明らかにすることが本研究の目的としている。この研究目的を達成するために,数学的モデリングの授業実施に係る利点及び問題点の明確化を図り,続いて小学校の複式学級における教材開発及び授業プログラムを作成した。作成した授業プログラムの授業実践と検証を行った。その結果,テクノジー利用等により児童の多様な関わり合いや協同的なかる同を実現できる工夫の余地があることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した数学的モデリングの授業プログラムを実施することで,複式学級において異学年児童による質の高い協同的な学び合いが実現可能と想定できる。別な言い方をすれば,複式学級の弱点の一つである「学級の構成は少人数となることが多く,対人関係などの範囲が限られているため多様な経験を持ちにくい」の解消につながると期待できる。さらに,本研究の授業プログラムは,複式学級の算数指導に留まらず,通常の単式学級における小学校算数科カリキュラムや総合学習の時間等での指導内容や方法の見直しや改善に少なからず役立つと予想される。
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